根岸競馬場2

1.視察

日本最大の要塞廃墟、根岸競馬場に入った人がいるということを知ったのは栗原亨の「廃墟の歩き方」という本を読んでからだ。その時は根岸競馬場の内部の写真を見て大変驚いたのを覚えている。それから絶対に入りたいという思いが強くなり、府中米軍基地跡と共に、僕の目標にもなっていた。

まず入るためには大前提として足場のない有刺鉄線付きの鉄格子を越えなければならない。他に方法はないかと探してみたが、両端にまで完璧に有刺鉄線付きの鉄格子が張り巡らせれていたためどうしようもない。

内部には防犯カメラ3台あるのが確認できた。正面に1台、両端に1台ずつ。

個人的にはバスケコート側のスタンドから中に入るのが有力な侵入ルートだと思える。だが、このスタンドの目の前には米軍施設との仕切りとなる高いフェンスがあるため簡単には登れない。

もう一つの候補として1階部分に1つ完全に閉ざされていない窓から侵入するルートがある。だがこの窓がどこに繋がってるかは分からないため運頼りになる。

2.内部探索

4日後の午前1時30分、根岸競馬場を目指して自転車を走らせる。

午前3時、根岸競馬場に到着。この怪しい雰囲気が緊張感を高める。

バスケコート側の有刺鉄線を越えた。無駄に詰め込みすぎたバックが重すぎて登れず、バックを先に投げてバスケコートの仕切りと鉄格子を壁キックする形でなんとか超えるのに成功。

しかし、スタンドを目の前にして登るのがとてつもなく難しいことに気づく。

スタンドから入るルートは諦め、もう一つのルートに変更。

ビンゴ!その場所はトイレに繋がっており、見事侵入に成功した。

早速内部探索を始める。しかし、帰りも有刺鉄線に手こずることは確かなので急ぎ足で回る。

日本建築の廃墟とは違う。無機質な壁が独特な雰囲気を醸し出す。

内部からスタンドの形が想像できる。

グラフィティアートがないことが侵入者を許さない鉄壁の要塞であることを感じさせる。

保存に向けて工事が進められているのが分かる。

地下室のような場所。浸水している。

扉には日本語と英語の両方が書かれている。

外が見える窓。懐中電灯を強くし過ぎると外から怪しまれてしまう。

2階から1階を眺める。

当時の階段。

3階に到着。

日本語のフォントが独特。

すげー!こんな巨大な窓あったっけ?

スタンドに来た。

米軍施設側の景色。昔はここから馬を見てたのかー。

出典:Wikimedia Commons / Unknown (photographed in 1929) / Public Domain

当時のスタンドとコースの写真。

続いて4階へ。

おそらく根岸競馬場の一番上の丸い窓の部分。

エレベーター。

5階

エレベーターの罠。

ここら辺は倒壊が進んでいる。

2029年一般公開予定の根岸競馬場。今も工事が進められていて、そのおかげか自分が想像していたよりも内部は綺麗だった。偽物に置き換わる前にオリジナルの根岸競馬場を記録として残そう!という気持ちで撮影してきたけど、この感じならほとんどオリジナルのまま公開できそうだなと感じた。

根岸競馬場の記事はこちら

【所在地】

【探索年月日】

2026年6月3日、7日

【探索人数】

1人

【交通手段】

自転車

【現状】

現存

【記事を共有】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です