焼肉要塞(ブロックアート)と真鶴水族館跡
1.焼肉要塞(ブロックアート)の概要
海の見える焼肉店として計画されながらも、完成することなく廃墟となったコンクリートの建物。
その壁面を埋め尽くすように様々なグラフィティアートが描かれ、通称「ブロックアート」として知られるようになった。一時期はミュージックビデオの撮影に使われるなど、アート好きの間では知る人ぞ知る存在だった。
2.真鶴水族館跡の概要
神奈川県真鶴町にかつて存在した真鶴水族館は、1950年代後半に開業し、1979年の台風による屋根崩壊を契機に閉館したとされている。
施設は「竜宮城」を模したデザインで、海の見える立地に建設された。館内には40あまりの水槽が設置され、来館者は小窓から海の生物を鑑賞するスタイルが特徴的だった。また、建物の裏手には釣り堀が併設されており、閉館後も2000年頃まで営業していた。
閉館後、建物は2005年頃に解体され、現在は生簀跡のようなコンクリート遺構のみが残っている。
3.実際に行ってみた
今回は真鶴駅からの徒歩で向かう。

google mapにも載っている焼肉要塞の近くまで歩いていくと、この道路に出る。この道路は、ダイビングや釣りをする人が使用しているようだ。


そしてこの道路を進んでいくと、分岐点が現れる。その分岐点を左に進むと焼肉要塞があり、右に進むと真鶴水族館跡がある。最後に真鶴水族館跡も紹介する。

素晴らしい景色を眺めながら蜘蛛の巣だらけの細い道を進んで行く。

しばらく歩き、焼肉要塞に到着。

隙間の方から中に入っていく。

1980年頃に海の見える焼肉店として建設後、建物の安全上の問題により惜しくも開店できなかった焼肉要塞。


この景色をお客さんに見せたかったんだろなと感じる。

そして今や、グラフィティアートの美術館のような姿に変貌。



安全上の問題で開業されなかったということもあり、階段はやや不安。

ここまで多くのグラフィティアートが見れる場所は本当にレア。ぜひ皆さんも訪れてほしい。そしたら次は分岐点を右に行くとある真鶴水族館跡の方に向かう。

到着!

水族館跡と海の間で水の色が変わっている。

エメラルドグリーン色の綺麗な水。

周辺を探索していると謎の人形が!

猿!?
難易度:★★★☆☆
Googleマップを頼りに行くと立ち入り禁止の入り口に誘導されるため注意が必要だ。しっかりと進む道を事前に調べておけば心配ない。
怖さレベル:★★☆☆☆
夜は怖いと思うが、日中は建物内部も明るいためそこまで怖くない。
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