田代発電所
1.概要
田代発電所は、神奈川県愛甲郡愛川町田代に存在した水力発電所である。
大正11年(1922年)に運転を開始し、昭和39年(1964年)に廃止された。
本発電所は中津川の水流を利用した小規模水力発電所で、出力は約430~440kWであった。当初は相武電力が運営し、その後、日本電力、関東配電を経て東京電力へと引き継がれている。周辺地域に電力を供給し、当時の生活や産業を支える役割を担っていた。
しかし、昭和30年代に入ると電力需要の増大と大規模発電所の普及により、小規模水力発電所は次々と整理されることとなり、田代発電所もその流れの中で廃止された。
現在は発電所建屋の一部や基礎、水路跡、取水設備の痕跡などが残されている。建物は鉄筋コンクリート造で、長年放置されたことにより自然と一体化し、廃墟特有の静けさと重厚な雰囲気を漂わせている。
2.実際に行ってみた

最寄りバス停は清雲寺入り口。

田代発電所へのアクセスには山登りのルートと渡河のルートの二つのルートがあるが、今回は山登りのルートでアクセスしようと思う。

まず川を見てみたけど真冬にこの川を渡るのは寒そう。

次は山登りのルートを試してみる。

ここは田城古城跡。山登りのルートの場合、ここらから50m近く下る必要がある。試しに下を見てみたけど道どころか獣道すらない崖だったため流石に断念。

もう渡河のルートしか残されていない。

足が寒ーー。ただ寒さを耐えればいいだけでさっきの山登りのルートよりかは何倍も楽。

山登りのルートで行くもんだと思ってたからスニーカーで来てしまった。

渡きればあとは少し進むだけ。


見えてきた。

到着!

お邪魔します。

屋根が崩れていてかなり危険。



発電所の見所である深い穴。怖ーー。

公園にあるトンネルみたい。

取り外され役割を終えた扉。

全体を撮影する。ここまで美しさのある廃墟は珍しい。

こっちが正面入り口だろうか。


さらに当時の遺構が多くの残されていた。
難易度:★★★★☆
山登りのルートはかなり危険で装備が必須。渡河のルートは時期にもよるがそこまで川の流れは強くなく、比較的簡単。
怖さレベル:★★☆☆☆
深い穴、崩れた屋根など危険が多くあるため注意が必要。
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