北条高時腹切りやぐら
1.概要
鎌倉市扇ガ谷にひっそりと残る「北条高時腹切りやぐら」は、鎌倉幕府最後の執権・北条高時の最期の地として知られる史跡だ。
元弘3年(1333)、新田義貞の軍勢に追い詰められた高時は、一族や家臣とともに東勝寺で集団自害し、幕府の幕が静かに下りた。
『太平記』などの史料によると、このとき亡くなった人数はおよそ870人前後。高時をはじめ、多くの北条一族・家臣・僧侶が命を絶ったとされ、鎌倉でも特に凄惨な最期が語り継がれている。
やぐらの奥には祇園山へと続く祇園山ハイキングコースがある。
2.概要

鎌倉駅から少し歩き腹切りやぐらを目指す。

付近はとても静かで鎌倉駅周辺とは違う雰囲気を味わえる場所だ。

東勝寺跡に到着。


祇園山ハイキングコースの左手に腹切りやぐらがある。ハイキングコースの入り口に警告があるのはかなり怖い。


この道を進んでいく。


到着。


内部には卒塔婆が大量に束ねられており、ここで亡くなった人の多さを感じる。

腹切りやぐらを見るだけではまだ満足できない!今度は祇園山ハイキングコースに挑戦しよう!

このハイキングコースの道のりはざっくりとこんな感じ。途中見晴台なども経由するが最終的には八雲神社という場所に出る。

ここにもやぐらか洞穴のような場所があった。

内部はそこまで奥行きがなく、ゴミが散乱している。


ポツンと小さな祠が置かれている。

道中、突然の腹痛に襲われた😖腹切りやぐらの影響か?

何とか治った😅



そして見晴台に到着!ここから鎌倉市内と江ノ島が一望できる。

見晴台には多くの観光客がいたけどみんな八雲神社側から来てるっぽい。ちなみに八雲神社から見晴台までは300m弱でとても近い。写真は見晴台にある首が失われた石像。



そして無事八雲神社に到着!最後はここで身を清めて帰ろう!
難易度:★★☆☆☆
腹切りやぐらは簡単に見れるが付近は落石の危険性があるため注意が必要。
怖さレベル:★★☆☆☆
鎌倉時代という昔の場所であるということもあり、史跡としての魅力は感じたが怖さはそこまでなかった。
【所在地】
【記事を共有】
