赤沢隧道

1.概要

かつて東海道線の旧線として使われていた神奈川県と静岡県の県境付近、相模湾を望む高台に、廃線跡として赤沢隧道がひっそりと残されている。

このトンネルを含む真鶴・根府川間の路線は、1922年に開通した。しかし、真鶴から根府川を結ぶ区間は、新線の切り替えにより1972年に廃線となった。

トンネル自体は鉄骨で補強され、内部にはかつての勾配標が残るなど、当時の面影を強く感じさせる。海を望む雄大な景色と、歴史の重みが調和する鉄道遺構は、廃墟マニアにとっては特別な存在となっている。 

2.実際に行ってみた

赤沢隧道の最寄駅は真鶴駅

真鶴駅からは石名坂バス停まで徒歩で進んでいく。

そして石名坂バス停から坂道を下り竹林に入りしばらく進むと右手に長坂山隧道が見える。個人的に竹林から微かに見える長坂山隧道が一番見応えがあると思う。

長坂山隧道は暗く怖いので注意。2007年10月25日には、50~70歳位の男性の白骨化遺体がこのトンネル内で発見されている。

そして長坂山隧道を見終わったら、再び竹林から出てきた場所に戻り、今度は逆方向に進む。するとしばらくして八本松隧道があり、そのさらに先に絶景スポットと、赤沢隧道がある。

赤沢隧道には多くのグラフィティアートがあり美しい。

難易度:★★★★★

竹藪を抜けるのが難しい。初めて訪れた時は、日没までに竹藪を抜けることができず諦めた。

怖さレベル:★★★★★

赤沢隧道も少し怖いが、長坂山隧道が特に怖い。内部は真っ暗で遺体も見つかっている。一人での探索は怖くてできない。僕は毎回父親と行くようにしている。

【所在地】

【記事を共有】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です